Asahiの「モノづくり」は、1948年の農機具生産から始まり、カーエアコン取付部品セット、そして現在のカーエアコン用コンプレッサ関連の精密部品及び環境対応製品(空き缶減容機、引き戸クローザー)開発・製造まで、金属加工技術(板金・切削)の発展と共に、常に変化を繰返しながら進化を続けてまいりました。これは長年の活動の中で技術を蓄積し、使いこなしてさらに展開できる人材を得ることができた結果であると考えます。
加えて弊社は創業以来のチャレンジ精神を持合わせています。プーリー類の省資源化・ローコスト化を目指した塑性加工による鋼板化へのいち早い取組み、アルミ素材製品加工の全自働化への取組み、そして時代のニーズに合った製品の開発などにその成果が現れています。これらのAsahiの「モノをクリエートする力」によって、他にはない提案型企業ができ上がってまいりました。
しかし製造業を取巻く環境がますますグローバル化していく中で、さらに企業力を高め、お客様との真の信頼関係を築き上げなくてはなりません。これまでに、ISO9001及び14001の認証を取得し信頼をより確かなものとするとともに、全社的にTPM活動推進を展開し、改善のスパイラルアップに努めています。
また規模の大小ではなく、企業活動が環境に与える影響を正確に把握し、社会の一員としての責任をしっかり自覚して行動しなければなりません。製品の軽量化・廃棄物ゼロ化など、環境にやさしい製品、工法の開発とともに、生産活動の省エネを積極的に推進します。
今後も社員一人ひとりの高いモチベーションを原動力に、Asahiの「モノづくり」をもっともっと進化・発展させてまいります。
代表取締役社長 牛久保 尚志